1. ホーム
  2. 睡眠障害とは
  3. 病名一覧
  4. 覚醒障害

睡眠障害について


覚醒障害

覚醒障害

錯乱性覚醒、夜驚、夢中遊行の総称であり、いずれも睡眠前半のノンレム睡眠時の深い眠りのときに起こりやすいのが特徴のひとつです。
覚醒刺激を受けたものの、充分に頭が起きない状態のときによく見られ、目は開いていますが、脳波はノンレム睡眠時の1か2の段階です。
そのため、寝ぼけている最中のことは、本人にはほとんど記憶がありません。

 錯乱性覚醒は、いわゆる寝ぼけで、はっきり目が覚めず、ボーッと混乱したような感じで起きてくること。夜驚とは、大きな声で泣いたり叫んだりすること。夢中遊行では、歩き回ったり、トイレと間違えて押入れに放尿したり、ときには外に出たというケースも報告されています。


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社