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睡眠障害について


むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群)

むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群)

主に夕方から夜間座ったり横になったりしている時に、足を中心に不快な感覚(ムズムズ、いらいら、痛い、痒い…など様々)が生じ、じっとしていられなくなるもので、不眠の重要な原因になります。足を動かしていると楽になるのも特徴のひとつです。
生活習慣の調整と共に薬物治療を行うことで大半が良くなります。

「むずむず脚症候群」は周期性四肢運動を合併しやすい
むずむず脚症候群は、ふくらはぎや大腿部、足首など脚に症状が出るのが大多数ですが、ときには腕やおなかに起こることも。
周期性四肢運動を合併しやすい。

むずむず脚症候群と周期性四肢運動は
薬物治療で「9割以上が改善」
症状を悪化させるカフェイン、アルコール、ニコチンを避ける、鉄分不足を解消する、原疾患(腎障害など)を治療する、薬物投与するなど、的確に対応すれば大半は治る病気です。

《日常生活に注意することで悪化を防ぐことができます》
むずむず脚症候群と周期性四肢運動の症状の悪化を防ぐためには、これらを避けることが大事です。
【NG】
・カフェイン
・アルコール
・ニコチン
・肉体疲労(よく歩いたり走ったりしたときは、寝る前にマッサージするとよい)


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社



むずむず脚(レストレスレッグズ)症候群とは

むずむず脚(レストレスレッグズ)症候群とは

むずむず脚(レストレスレッグズ)症候群は、主に夕方から夜間に脚がじっとしていられなくなり、虫が這うような、むずむずするような、漠然とした不快感が起こるのが特徴です。
男性より女性の方が若干多く、鉄分欠乏性の方、腎機能の悪い方、妊婦の方、関節リウマチを患っている方、パーキンソン病の方などに多くみられます。

むずむず脚(レストレスレッグズ)症候群とは

また、高頻度に周期性四肢運動(寝ているとき足がぴくんぴくんと蹴る様な動きをする)を合併します。
むずむず脚症候群と周期性四肢運動は、薬物治療で症状が改善されることがわかっており、すでにその治療手順が確立されています。

新たな治療薬の開発も進んでおり、当クリニックは新規治療の開発にも積極的に取り組んでいます。